- 下記のような免許制度の乱用の手助けを受けるよりも、このような経営努力で酒販店の皆さん頑張ってください。国税庁が明らかにした事例集です。
- 酒の安売り規制と酒税法……自民税調が突如、何の議論もなく、酒の安売りを規制するために、酒税法改正法案を提出することになりました。 まず、その概要を確認しておいて下さい。 安売りを規制するなら、すでに独禁法の不当廉売規制があるのですが、現実には注意程度で終わってしまうので、今度は酒税を改正して、酒の販売免許を取り上げてしまおうというのです。 実際は脅すだけで免許を取り消すと憲法訴訟を提起され、最高裁もかねてよりこの制度を疑問視しており、平成4年決定では、合憲としつつ、坂本裁判長の違憲論、園部裁判官の補足意見が付いています。 裁判長の違憲論は私が指摘した実態を重視したもののようでした。この機会に私が書いたものもアップしておきます。 いずれにせよ、特定の小売店を保護するために、免許制度を乱用しようという発想が時代遅れというか、非常に怖い政党さんであることを明らかにしたように思います。
- 酒と税金……1984年にジュリストに書いたものですが、基本的な問題はそのままです。現在の酒税法の原点を確認する場合にはご一読下さい。