1月22日の安倍首相は施政方針演説の中で次のように述べています。
所得税の基礎控除を拡大する一方、サラリーマンなど特定のライフスタイルに限定した控除制度を見直すことで、働き方に左右されない税制へと改革します。
働き方に左右されない、つまりどのように働いても課税上は平等にするのであれば、給与所得控除制度をやめて給与所得者にも実額控除にするか、所得分類方式をやめて、すべての所得を収入から必要経費を引くような制度に一本化しなければなりません。そこまで理解し、覚悟して発言しているようには見えません。こういう発言に対して野党は突っ込んでほしいものです。