突如浮上してきたイラク日報問題。やっぱりあったんだそうで、今頃公表。
平成29年2月20日衆議院予算委員会 で、畑山議員(共産党)と稲田大臣のやりとり。あ~~あ。
○畠山委員 わかりました。
この問題は引き続き、さまざまなことが出てくるかと思いますので、追及、確認していきたいと思います。
ただ、いずれにしても、この問題というのは、日報という第一級の情報をどう扱っているのかということの問題にかかわると思うんです。現地の情勢分析にとどまらず、それを蓄積することで教訓を引き出し、教育や訓練につなげる意味があると思います。だから、防衛省も述べているように、複数の部署で保管し、一定のアクセスもできて、引き継がれもしてきたのではないのでしょうか。これがデータを残してきた意味だと思います。
そこで、聞きたいことをもう一つだけ確認しておきます。
先ほどの後藤議員の中で、今回、第一次隊まで南スーダンのものがあったと言いますけれども、それ以前、イラクあるいはゴラン高原など、自衛隊が海外に送られたことがあったと思います。先ほど、イラクの問題については、日報はもうないということを述べていました。ただ、今私が述べたように、データを残す意味というのは、自衛隊の中で本来共有されているものと思います。
自衛隊が海外へ送られた日報というのは残っているのか残っていないのか。○稲田国務大臣 しっかりと確認をしている最中でございますが、先ほど後藤委員に御答弁申し上げましたように、イラクに関しては日報は残っていないことを確認いたしております。
いずれにいたしましても、委員が御指摘になったように、日報の保存期間が一年未満、用済み廃棄でいいのかどうなのか、そういった点もしっかりと検討してまいりたいと考えております。