ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は8日、同市と市内25区で、4日時点の集計で10万6000人の外国人が税金を滞納していると明らかにした。税金滞納額は173億ウォン(約16億5800万円)に上る。
ソウル市には約22万人の外国人が登録されている。
外国人の税滞納は17万件あり、このうち住民税が12万7000件を占める。次いで自動車税、財産税の滞納が多い。滞納額でみると、地方所得税が100億ウォンと最多で、財産税、自動車税の順だった。
滞納者の国籍は、米国や中国、ロシア、日本、ベトナム、カナダなど167カ国・地域にわたっている。
市はこれら滞納者向けに14言語で納付案内文を作成し、ソウル市グローバルセンターをはじめとする外国人住民・国際結婚家庭の支援施設のホームページやフェイスブックなどに掲載した。