毎日フォーラムの「日銀 GDPに匹敵するまで膨らんだ資産」という記事は一読の価値がありそう。

中央銀行の役割は物価の安定だろう。日銀が大規模な量的緩和を継続し、マイナス金利まで導入したのは、デフレを脱却し、2%程度の物価目標を達成するためだ。しかし、中央銀行にとってより大事なのは、「物価の安定が達成できなくなるリスクのコントロールにある」と、03年10月に当時の植田和男日銀審議委員が講演で述べている。この文脈からすると、現在の日銀の執行部が行っていることは、コントロールが不能になるようなリスクをため込んでいるように映る。

そもそも、通貨を自由に選ぶことができれば、その価値を下げようとして、リスクをせっせと抱え込むような番人が管理している通貨が選択されるだろうか。