ロイターの下記の報道によると、ギリシャの財政状態は改善したようだ。

ブリュッセル 12日 ロイター] – 欧州委員会は12日、ギリシャの財政状況が改善したとして、欧州連合(EU)は財政赤字問題を巡る同国への懲罰手続きを終えるべきだと指摘した。ギリシャが国際債券市場に復帰する道が開けた形だ。

EUの財政ルールは加盟国に対し、財政赤字の対国内総生産(GDP)比を3%以内に抑制するよう義務付けており、これを満たせなければ制裁措置として多額の罰金を科すことができる。ただ、これまでのところ罰金を科せられた国はない。ギリシャは昨年、対GDP比0.7%の財政黒字を達成。2017年の対GDP比の財政赤字比率は1.2%にとどまる見通しだ。欧州委のドムブロフスキス副委員長は声明で「巨額の財政赤字に伴う懲罰手続きの終了を求めるわれわれの提案は、ギリシャの財政の安定や景気回復にとってさらなる前向きなシグナルだ」と述べた。懲罰手続きの終了にはEU加盟各国の承認が必要となる。

ギリシャのチプラス首相は声明で欧州委の提案を歓迎した上で、「(ギリシャ経済は)着実に正常な状態に戻っている」と説明。「政府は引き続き、現行の救済プログラムに集中して取り組む」とした。懲罰手続きが終了すれば、ギリシャが数週間か数カ月以内に新規国債を発行するのを後押しすることになる。2014年の2例を除くと、ギリシャは2009年にユーロ圏債務危機が始まって以来、国債を発行していない。

 では日本はどうなのだろう。今年1月の報道では、「18年度財政赤字、対GDP比2.4%に悪化 内閣府試算 」と出ていた。すすると、3%以内だから、EUにいたとしても制裁金は科されない、ということか。喜んでいいことなのかはわかりませんが。